青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

連敗東京の勲章

攻めても攻めてもこじ開けられず、一瞬の隙で失った一点を守りきられてしまった…
柏戦も名古屋戦も、そんな同じような負け方でやんした。

柏戦では、敵さんの次から次へと繰り出される遅延行為に、
ロスタイムが6分ときた日にゃ、一昨年の川崎F戦を思い出さずにはいられず、
最後まで絶対にいけると信じていたのに、ついぞ届かずに終わってしまいやした。

悔しさを胸に、帰路の車中で考えておりやした。
あと、何が足りないんだろうと…

やつがれが、東京というチームの戦いを初めて観たのは、
呂比須がいた頃で、ちょうど東京スタジアムができたばかりの年でやんした。
そんときの試合は、呂比須アマラオ以外は、選手名を全く知らずに観てたので、
誰がどうだったかなんて全く覚えてません。

覚えているのは、一旦ボールを奪うや、全員カウンターという感じで駆け上がり、
まるでラグビーのように全員でゴールに押し込んだような点の取り方で、
その迫力に、すげえサッカーするもんだなと素直に圧倒されました。

その頃の迫力を失ってしまってるように感じられてなりやせん。

確かに、選手の総技術力は高まり、チームの戦術も洗練されてきておりやす。
だけど、逆にそれがネックになっていないか、よく考えて欲しいんでやんす。


ボールを廻して、ラブリーなゴールを魅せる。
それを目標とするところに何の異議もありやせん。

ただ、それを到達点としておきながら、カッコ悪い姿でも、泥臭い形ででも、
先ずはとにかく、何が何でもゴールするという気迫ありきだということを、
選手たちに思い起こしてもらいたいんでやんす。

最近、ゴール前の選手たちから、スマートにとか、カッコ良く決めたいとか、
そんな色気に迷ってるようにしか見えないことが多々あります。

城福さんは、大宮戦の戦いに矛盾は無いと言い切ってくれました。
そうですとも、見ている高みが同じなら、全く矛盾なんかありやせんぜ。
だからこそ、何が何でもの気迫を選手たちに今一度呼び起こして欲しいと思いやす。

もちろん、何が何でもの気迫とラフプレイは全く違います。

柏戦、名古屋戦と連敗でしたが、
東京の選手達が、カレー券を一枚ももらわずに戦いきったことを讃えます。

それが東京の勲章です。