昨日の天皇杯決勝@国立は、2-0で神戸が初戴冠。
敗けた鹿島は、盛者の勢いが全く感じられなかった。
時代の変わり目なのか、鹿島もブラジルに別れを告げ、
来期から欧州スタイルに変革すると報じられていて、
J発足から30年弱の時の流れを感じる試合だった。
舞台も、新しく生まれ変わった国立競技場。
ピッチ外にトラック、なら味スタと同じだが、
TV画面では、トラック外のかなりの余地が気になった。
座席も、2階と3階は急傾斜にしているようだが、
ピッチ延長上の1階席は、殆ど傾斜がないように見え、
ゴール裏の臨場感が希薄になりそうに感じた。
時代の洗練の波は、ときに、醍醐味を押し流してしまう。
それでも、銀傘のお陰で音響的な臨場感は、感じられた。
が、素直に、サッカーの舞台という観点からだけで言えば、
費用対効果最低の難ありスタジアムなのかもしれない。
それはともかくにして。
初優勝の神戸には、おめでとうと言いたい。
反則的な個の強さがあることは差し引いても、
改めて、シュートを撃ち切る大切さを再認識させてくれた。
さあこれで、2019シーズンは完全に終わり、
今日から全国一斉に2020シーズンの始まりだ!!