今年の降格席はシーズン前、例年通り昇格組のうちから一クラブ、
失礼ながら、山形さんが鉄板だろうと思っておりやした。
ところがどっこい、目立った外国人選手の補強もなく、
ここまで素晴らしい戦績を残しておりやす。
同じ昇格組みの広島も同様に、J2で一年間戦った戦力と戦術がそのまま、
J1で通用しており、J2上位のレペルが上がっているわけでやんす。
今後、降格が3席となるとますますその傾向が進み、
J2上位とJ1下位の逆転現象が顕著になってくるようにさえ感じます。
今年は現時点で、大分が早くも10連敗、いまだ勝ち点4ということで、
一席はご確定といったところでしょうか。
大分には、ダーティープレイを是とするスタイルをしっかり根絶して、
ルールあるスポーツであることを勉強し直していただきやしょう。
ただひとつ思えるのは、菓子杯は恐いタイトルだということでやんす。
どこも菓子杯が最終点なんて思っていないんでしょうが、
どちらかといえば獲りやすいタイトルで燃え尽きては意味がありやせん。
要は、目先の勝ち負けにこだわり、それが全てとする価値観ではなく、
理想に向かって恥じることのないプレイができたかどうかという、
スポーツ選手に必須となる根本的倫理感が育つ土壌が必要なんでしょう。
東京はこのまま、道を踏み外さないでいって欲しいもんでやんす。