またな

別に今生の別離ではないので、さらばとは言いやせん。
またな、と気丈に言いたいと思いやす。

それでもまだ、「昨年９月のダヴィ。ついこないだのイ・グノの例もある…」
なんて、未練がましくも、心の中で事実を否定したい気持ちが去来しておりやす。

カボレ。

彼を待ちわびて、毎日あらゆるウェブ情報を探って過ごした、
去年のオフの日々を絶対に忘れやせん。

契約上の全ての障害を乗り越えて、
現れた彼の勇姿は、アマラオの再臨としか思えやせんでした。

加速装置のスイッチが入ったときの彼は、
日本人選手とは別次元の胸のすくようなスピードを見せつけてくれやした。

そして、膝の具合が悪くても長期離脱することなく、
常にピッチに立ち続けたタフさを思うと改めて彼の偉大さが判りやす。

居るのが当り前だったピッチに彼がいないのを見るのは、本当につらい。

でもすぐにきっと、俺たちを忘れんなよと言ってる、
シンゴとユースケ、それにタツさんの笑顔に救われることでしょう。

城福東京の結束がさらに強まることを信じやしょう。