桜は咲けど、また冬に逆戻りしたかのような冷たい雨でやんす。
このような肌寒い日は、とっとと家に帰って、
お気にの生酒を一献かたむけ暖まりたいのが、人情ってもんでやんす。
お気にの生酒を一献かたむけ暖まりたいのが、人情ってもんでやんす。
正直なところ、「〆張鶴 純」は全く見ないわけではありやせん。
ところが、全く同じ酒が、赤堤の酒屋さんでは、
普通に3000円程度で売られているのを発見して驚いたわけでやんす。
普通に3000円程度で売られているのを発見して驚いたわけでやんす。
そんな真っ当な商売をしている良心的な酒屋さんと、
すっかり馴染みになり、最近、利き酒会への誘いを受けておりやす。
すっかり馴染みになり、最近、利き酒会への誘いを受けておりやす。
そこまで傾倒する気はなかったんでやんすが、
ここは流れに任せ、お誘いに乗るのも一興かもしれやせん。
ここは流れに任せ、お誘いに乗るのも一興かもしれやせん。
そんななか、とびきりの酒2銘柄と出会いやした。
酸味はあまり感じないので、水のように透明でいながら、
しっかりと旨みが舌の上に広がり、しかしすきりキレよく消えていく。
しっかりと旨みが舌の上に広がり、しかしすきりキレよく消えていく。
今まで飲んだ中で一番、バランスの良い酒でやんす。
いずれも、これってほんとに日本酒なのかと確認したくなる逸品。
日本酒の世界もほんと深くて奥が見えやせんねえ。